グラスホッパーの概要
制作:2015年 日本
監督:瀧本智行
出演:生田斗真、浅野忠信、山田涼介、波瑠、麻生久美子、他
グラスホッパーの見どころ
伊坂幸太郎の小説グラスホッパーを瀧本智行監督が映画化。
生田斗真、浅野忠信、山田涼介と豪華な出演者と主題歌は YUKIという豪華な映画である。
自殺専門の殺し屋、元教師、特殊な身体能力の三人の運命が交差する話。
グラスホッパーのあらすじとネタバレと結末
あらすじ
鈴木(生田斗真)は教師。給食室に勤める女性と交際していました。女性の誕生日に指輪を渡しプロポーズしますが、返事はバームブラックで決めさせてくれと言われます。ハロウィンが誕生日なだけあって、「コイン(お金」「布切れ」「ボタン」「鈴木から貰った指輪」を入れて占うというものでした。しかし鈴木が選んだのは布切れ。布切れはお金に困るという意味です。女性は二人で頑張ろうとプロポーズを受け入れます。
鈴木の用意した指輪はサイズが合いませんでした。そこで女性が指輪のサイズを直しに行くといいましたが、その時、東京・渋谷のセンター街のスクランブル交差点では麻薬中毒の暴走者が。女性も巻き込まれてしまい亡くなってしまいます。かけつけた鈴木の前に手紙が。その手紙には「本当の犯人は別にいる。フロイラインの寺原親子を調べろ」と書いてあり、鈴木は仕事を辞めてフロイラインに行きます。
フロイラインはかなり怪しい会社でした。痩せる薬を売ったり薬物を売ったり。比与子という女に言われ路上で元教え子は捕まってしまいます。黒幕は麻薬の組織の黒幕でした。あの日の暴走者はフロイラインの仕業ということもわかり、追いかけます。そして押し屋と呼ばれる殺し屋の男に行きつきます。そしてもう一人の殺し屋である鯨(浅野忠信)と出会います。鯨も次々と殺していきます。しかし鯨は今まで殺した人の霊が見えているので、心を病んでいました。蝉(山田涼介)と呼ばれる殺し屋はナイフで次々殺していきます。
一方鈴木は押し屋に家族がいることを知ります。しかし元教え子がフロイラインにつかまっています。比与子に鈴木は追われていました。
ネタバレと結末
救いに行く鈴木に比与子が元恋人の事を笑い、比与子を殺しそうになる鈴木。その時に鯨が入ってきてケンカしだします。鈴木も頭を打って気絶してしまいます。そして元教え子も殺し屋でした。彼女もまた次々に殺していきます。蝉も来て、蝉と鯨でケンカしだし二人は死んでしまいます。目を覚ました鈴木の周りには死体だらけです。そのまま押し屋の家に行ってみると押し屋の家族もすでにいませんでした。そして一年後、鈴木は遊園地のピエロになっていました。そこへ押し屋の妻がやってきて、妻は押し屋とは家族でもなんでもなく対立する組織の人だと聞きます。そして押し屋の子供があの日の婚約者の指輪を鈴木に渡します。あの日、婚約者は子供をかばって死んでしまいましたが、まさしくその時の子供だったのです。謝る子供に「君は百合子さんの残してくれたタイムカプセルだ」といい、泣き崩れます。すべてが解った鈴木は、あの日から入れていた婚約者が作った味噌汁を冷凍庫から取り出すのでした。