チェケラッチョ!!の概要
制作:2006年 日本
監督:宮本理江子
出演:市原隼人、井上真央、平岡祐太、柄本佑、玉山鉄二、他
チェケラッチョ!!の見どころ
秦建日子が小説と映画の脚本を同時進行で執筆し、宮本理江子監督が映画化。
沖縄に住む四人の高校生がバンドや友達、恋人を通して成長していく青春ストーリーである。
主演は市原隼人。
チェケラッチョ!!のあらすじとネタバレと結末
あらすじ
沖縄に住む高校三年生の透、暁、哲雄、唯は仲良し四人組です。
ある日四人はライブハウスに行った事をきっけけに、完全にヒップホップに感化されてしまいます。
少年三人の妄想は広がり、ヒップホップで有名になり、お金持ちになり、モテモテになるストーリーが頭の中で展開されていきます。さっそく三人はバンドを組みました。
全く素人でしたが、ラッキーなことに人気バンドの、ワーカホリックの前座ができるチャンスが巡ってきたのでした。同時進行で透は年上の渚との関係を縮めていっていました。
バンド名が思いつかず、おじいやおばあに投票してもらうって、沖縄の市外局番「089」となりました。
透は一生懸命に曲を作り出しました。渚も見に来てくれましたが、そこはやはり即席のバンド。失敗に終わるのでした。
と、同時に透は渚がワーカホリックのメンバーの涼太の彼女だったことを知り、過去形でもショックを受けます。
そして渚が東京に帰ると聞き、ダブルショックです。そんな透を唯がなぐさめます。
もういちど頑張ろうと思いなおした透は、渚のためにもう一度ライブをすることにします。
みんなも透に賛同し、一緒にがんばってくれていました。しかし、実は唯はずっと透が好きなのでした。それでも透のためにできることと考えると、透の恋を応援してしまうのでした。
周囲の人たちの応援も受けて、透たちは一生懸命に練習していきました。
ネタバレと結末
ライブの前の日、透は思い切って渚をライブに誘います。
しかし渚はそのライブの日に東京に戻ることになっていたのでした。渚は渚で涼太との失恋のショックを受けていたのです。そして透は失意のままライブの日を迎えます。あいにくその日は雨が降っていました。全開でうまくいかない透たちでしたが、やる気は満々でした。
そして渚もライブに来てくれたのでした。透は渚のために一生懸命に歌を歌います。
会場には大勢の人が来てくれて、にぎわっています。いつの間にか雨も止んで、天候も透質の味方をしてくれていました。透は渚と涼太が別れた今でもお互いに好きなことを見ていて知っていました。透は二人が元さやに戻れるといいとさえ思っていました。そして渚と涼太は元さやに戻ります。
失恋した透の周りには、いつもの友達が居るのでした。