ゴールデンスランバーの概要
制作:2010年 日本
監督:中村義洋
出演:堺雅人、竹内結子、吉岡秀隆、劇団ひとり、柄本明、他
ゴールデンスランバーの見どころ
伊坂幸太郎の小説「ゴールデンスランバー」を中村義洋監督が映画化。
主演は堺雅人。2019年に韓国でも同名の映画が作成されているほどの人気映画である。
ビートルズのゴールデンスランバーを斉藤和義がカバーしているのも特徴。
ゴールデンスランバーのあらすじとネタバレと結末
あらすじ
宅配ドライバーの雅春(堺雅人)は友人の森田と釣りに行く約束をしていました。
その日は金田首相の凱旋パレードが行われていて、森田が雅春に変なことを言いだします。オズワルドにされるといいました。何のことかわからなかった雅春でしたが、森田は借金をしていて帳消しにする代わりに、雅春を連れてくるように誰かに言われていたのです。
そして大通りでは爆発が起こり、森田は雅春に逃げろといいました。雅春は逃げます。そして森田の乗った車は襲撃されてしまいます。なぜか暗殺の容疑をかけられる雅春。
身に覚えのない証拠映像が流れ、驚愕します。が、そこに警察が来ます。雅春の電話の履歴もチェックされていたのでした。それを逆手に取り、友人の小田と会う約束をしますが、小田はそのころ警察によって暴行された後でした。そして雅春も警察に捕まってしまいます。警察に収容されていると何者かの襲撃により、雅春は逃げ出します。襲撃したのはキルオ。連続殺人事件の犯人でした。
全く意味が解らないまま逃げる雅春。ルキオと共に逃げ出し、車を使い走ります。
しかしそのころ仙台市内全域が検問されてしまいます。行き詰った雅春は、警察ではなくマスコミを使って無実を証明しようと考えました。逃走している時に知り合った、裏実業家だという康志にアドバイスを求め、下水道を走ります。マスコミとはすでに約束しているので、マスコミとの待ち合わせの公園に急ぎます。
しかしそこにもすでに警察は来ていました。それでもマスコミの前だと不当なことはしないだろうと思っていた雅春でしたが、なんとテレビ中継されるはずだった物を警察が中止してしまいました。
ネタバレと結末
康志から一連の流れを聞いていた樋口は大学時代にアルバイトしていた花火会社と協力し、市内のマンホールに花火を仕込みます。雅春が絶体絶命になったその時、市内では次々にマンホールから花火が上がります。
雅春はとっさにそのすきをついて、またマンホールに入り逃げ出します。また下水道を通り、逃げることに成功するのでした。一連の事件の後、雅春の死体が見つかったというニュースが流れますが、そのニュースを見ている雅春はすでに整形した後でした。