HERO第1期の概要
制作:2001年 日本
演出:鈴木雅之、平野眞、加門幾生
出演:木村拓哉、松たか子、阿部寛、田中要次、小日向文世、他
HERO第1期の見どころ
2001年、フジテレビ系「月9」枠で放送されたテレビドラマ。主演は木村拓哉。
平均視聴率は34.3%、最高視聴率は36.8%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)である。
正義感の強い検察官と検察事務官のコンビの捜査活動を描いた作品である。
HERO第1期のあらすじとネタバレと結末
あらすじ
ある日のこと、東京地検に青森から優秀な検事が来るというので、事務官の雨宮(松たか子)は補佐に立候補しました。そして検事の久利生公平(木村拓哉)がやってきますが、あまりのラフさに誰も新しく来た検事だとは気が付かないほどでした。雨宮は優秀だと聞いていた久利生のいいかげんさについていけず、再度本当に優秀なのかを聞いて回ります。中卒で司法試験に合格したと言い出すし、雨宮からすれば本当に信用できません。配置を望んだものの撤回して回ります。
さっそく下着泥棒の事情聴取をはじめた久利生は同時に収賄事件のアリバイも捜査しはじめます。
下着泥棒を不起訴にし真犯人を捕まえます。見直した雨宮はケンカしつつもしだいに久利生と息の合ったコンビネーションを繰り広げていくのでした。
ある日人気キャスター榎本由起が逆恨みで暴行されたとして古田が送検されてきます。しかし久利生は古田が犯人ではないといい不起訴にします。しかし久利生はバッシングされてしまい、古田もまた自殺してしまうのでした。その事から、久利生は非はないものの石垣島へ移動が出てしまいます。最後にしていた仕事はサッカースタジアムの警備員殺人でした。サッカースタジアムの警備員殺害事件では容疑者が黙秘し続けていました。地検全員で、久利生の残した仕事をやり遂げようと必死です。そこへ地検に被疑者の息子である良太がやってきて、父の無実を訴えます。地検のみんなは久利生の仇を取るように容疑者の容疑を晴らしにかかります。
ネタバレと結末
事件を残った皆で捜査していると大物政治家と建設業者の癒着がわかります。政治家の三枝に賄賂を渡した時に良太の父が巻き込まれただけではないのかと考えたのです。調べていくとその日、政治家、諸星敬介がスタジアムに居たことが解りました。三枝が諸星を殺害しようとしたが被疑者(良太の父)を誤って殺したことが判明します。諸星は三枝を汚職事件で告発して良太の父も無罪になります。良太は久利生をヒーローだと言いましたが、久利生は良太の父がヒーローだと言います。そして何も言わずに石垣島に旅立ちます。
そして雨宮が久利生を迎えに行くのでした。
一方、久利生は石垣島の事件を解決しながら、好きな通販の商品を買いあさっていたのでした。