HERO第2期(ドラマ)の概要
制作:2014年 日本
演出:鈴木雅之、平野眞、金井紘、森脇智延
出演:木村拓哉、北川景子、杉本哲太、濱田岳、吉田羊、他
HERO第2期(ドラマ)の見どころ
2014年、フジテレビ系「月9」枠で放送されたテレビドラマ。主演は木村拓哉。
平均視聴率は21.3%を記録し、2014年の民放連続ドラマで2位。
正義感の強い検察官と検察事務官のコンビの捜査活動を描いた作品である。
HERO第2期(ドラマ)のあらすじとネタバレと結末
あらすじ
久利生は石川地検、大阪地検、宮崎地検と周り、特捜部引き抜かれた江上検事の後釜として三度目の城西支部赴任になります。
担当事務官は麻木(北川景子)は、初日からGパンで出勤する久利生にめまいが起こります。
そして居酒屋で起きた損害事件の担当になりました。久利生が被疑者の大西祐二を取り調べているうちに、大西が15年前の宝石強盗犯の可能性が出てきます。
日本の強盗事件では史上最高額の事件で、時効までも後3日と迫っていました。現場で調査するものの、これといった証拠が見つからずに起訴に踏み切れませんでした。そうこうしている間にも時間が過ぎ、時効までのタイムリミットが迫ります。久利生と城西支部のメンバーは頭を抱えてしまうのでした。
それでも調査を進めて、大西と被害者は宝石強盗事件の共犯者で、分け前の事で揉めたことにたどり着きました。
事件を終えて、久利生がバーに行くと麻木が雨宮の事を訪ねます。すると久利生は「すべてがうまくいくわけではない」といいはぐらかすのでした。
そんな麻木は元ヤンだったのでした・・・。そして路上で刺殺事件を起こした南雲尊之が送致されてきます。
しかし南雲は一貫して黙秘を続け、大手事務所の弁護士松平一臣が付いていることから事件はこれだけではないと久利生は思います。調べていくと未解決のままの4件の通り魔致傷事件と、15年前の62歳男性致傷事件に関わっており15年前の事件では容疑者が無罪を主張しながら病死してしまっていたことが解りました。
今回、久利生が南雲を起訴すると芋ずる式に罪が浮上してくる予定です。
ネタバレと結末
南雲の事件は裁判員裁判となり、過去を出してきて追起訴した久利生は世間からもマスコミからもバッシングされてしまいます。
しかし順調に南雲を追いこんでいき、無期懲役の判決が下されます。南雲はわめき散らしながらも罪は確定してしまいます。
その後マスコミは掌を返すように城西支部を褒めちぎり、特捜部も収賄容疑で現職大臣の事務所にガサ入れが入ることになりました。そして久利生が次に担当するのは、自分の大好きな通販番組のDJでした。久利生は仕事も忘れて通販商品の効果を尋ねまわり、麻木に怒られるのでした。