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臨床犯罪学者 火村英生の推理/あらすじとネタバレと感想

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臨床犯罪学者 火村英生の推理の概要

制作:2016年 日本
監督:佐久間紀佳、明石広人、浅見真史
出演:斎藤工、窪田正孝、夏木マリ、生瀬勝久、優香、他

臨床犯罪学者 火村英生の推理のあらすじ

臨床犯罪学者 火村英生の推理のみんなの感想

ネタバレなし

原作ファンだったため、火村英生の推理がドラマ化されると知った時は喜んだものです。
実際ドラマを見て思ったことは、火村と有栖川のイメージが全然違うなということです。見た目もそうですが、ちょっとした言動や内面に違いを感じました。
特に火村の「この犯罪は美しくない」というセリフには引っかかりを覚えたものです。原作を読んでいる私としては火村はそんなセリフ言わないし、犯罪を美しいものだとは思っていないと違和感を覚えました。
もちろん出演がダメというわけではありません。斎藤工さんはかっこいいし、クールだなと思いました。
ですが原作を読んでいる限り火村はカッコいいというキャラではありません。斎藤工さんだとカッコよすぎるというのもイメージと違うと思った理由です。(20代男性)
これは、いわゆる推理ものなのですが、原作者と同姓同名の登場人物がいる、ということでもわかるように、ちょっとクセがあります。推理小説が好きな人が喜ぶ要素が多いような気もします。
だからといって、ふだんから推理小説が好きな人じゃないとおもしろくないかといえばそうではなく、むしろ、関西弁の窪田正孝と探偵役の斎藤工というコンビが見たい、といった役者が好きな人も楽しいです。特に、関西弁の窪田正孝というのがこれまでのイメージと違っておもしろく、また、違和感もなく見られました。
ただ、凝った展開もあれば、なんだかよくわかならなかった、というように、おもしろさに差があるような、ばらつきを感じた、というのはありました。(30代男性)
ミステリーを好んで読むようになったのはこの作品のおかげだと思うくらい、原作がとっても大好きだったので、映像化は嬉しくもありつつ不安の方が大きかったのが正直な気持ちです。しかし、豪華な出演にの演技力に、ドラマらしい若干無理矢理な展開やおざなりさもあまり気になりませんでした。原作と比べるとツッコミどころはあり、どうなのかと思えるところはありますが、気楽な気持ちで見れば普通に面白かったです。あえて言えば、もっと探偵風な作りにした方が良かったでしょうか。ですが、何と言っても、火村がかっこよく、有栖が原作にはないかわいらしさ満載で、そこだけでも見る価値あり!です。(30代女性)

ネタバレあり

火村にトって、諸星という女性はまさに自分の心をかき乱す存在だったのではないでしょうか?
いつも冷静な火村が、唯一感情を露にしていた相手だと思います。
最終回。
諸星に対して拳銃を構える火村ですが、狙ったのは、もしかしたら諸星の中に、恐れている自分の気持ちを感じ取ったからかもしれません。
駆けつけた有栖が発見した火村の吸い殻。
そして、聞こえる足音。
姿は見えなくても、有栖の表情を見れば、相手が誰なのかはすぐに分かりました。
出来れば、火村の姿をちゃんと見たかったのですが、それでも、まるで次に繋がるようなラストは、とても良かったと思いました。
推理ドラマというより、心理ドラマに近かった気がしましたが、とても面白かったです。(40代女性)

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