キラー・ヴァージンロードの概要
制作:2009年 日本
監督:岸谷五朗
出演:上野樹里、木村佳乃、他
キラー・ヴァージンロードの見どころ
どん尻ビリ子と呼ばれている位どんくさい主人公が結婚することになり、結婚式前日に謝って大家を殺してしまい、とりあえず大家の死体をスーツケースに入れて結婚式を済まそうとするというドタバタストーリー。
岸谷五朗監督。上野樹里主演。
キラー・ヴァージンロードのプロローグドラマを映画連動企画のauが映画本編の5ヶ月前からの登場人物それぞれのスピンオフドラマとして配信した。
キラー・ヴァージンロードのあらすじとネタバレと結末
あらすじ
OLの沼尻ひろ子は幼いころから何をしてもどんくさく、いつも最下位でした。
その姿はどん尻ビリ子とあだ名が付くくらいです。
しかしある日セレブな美男子と結婚することになり、会社の先輩中年独身の春日は絶対にバチが当たると怒り狂っています。
結婚式の前日、ひろ子はアパートの大家さんに引っ越しの事を話に行きます。大家さんは飼い犬のダミアンと一緒に来ており、ダミアンがひろ子の部屋に入り、タンスの下に潜り込みます。そのタンスの上にハサミがあり、大家さんに刺さりました。そのハサミを取ろうとした時にダミアンは隣の自分の家に帰ります。今度はダミアンを追いかけて大家の家に行くと、ひろ子の写真でいっぱいでした。・・大家さんはひろ子のストーカーなのでした。
ひろ子が自分の家に帰ると今度は大家さんがひろ子の下着を握っていました。
一体何が起こったのかわからなくパニックになったひろ子は、大家をどうにかしないと結婚式ができないと思います。そして大家さんをスーツケースに詰め込み、車で出発しました。
ひろ子は唯一自分の事を好いてくれている祖父の源一郎に結婚式をどうしても見せたかったのです。
車で走っていると富士山の樹海で身元不明の死体が沢山あったと流れてきます。樹海を目指すことにしたひろ子は途中で自殺志願者の小林福子を拾います。
ネタバレと結末
小林はスーツケースに入った死体を見つけ、死体を破棄するのを手伝うからその後、自分を殺してくれと言います。やがて二人は樹海に着き、死体を埋めるための穴を掘ります。
すると近くでペンションを経営している景山がやってきて、景山にひとめぼれした小林はペンションで泊まることにします。
景山は幻の蝶を探していて、見つかったら出て行った妻と子供が返ってくると信じていると言います。怒った小林がペンションを出て、ひろ子と走っていると警察を見かけて樹海から逃げます。
ドタバタしながらも結婚式場に向かいます。源一郎はすでに来ており、意識のない状態でした。
そして意識のなかった大家が目を覚まします。今度は病院のナースに夢中で退院しないと言っています。
ひろ子は賢一とハワイに新婚旅行に行っていると、ひろ子が使っていたナイフが賢一に刺さります。ひろ子は今度は賢一をスーツケースに入れてハワイを歩くのでした。