南極料理人の概要
制作:2009年 日本
監督:沖田修一
出演:堺雅人、生瀬勝久、きたろう、高良健吾、豊原功補、他
南極料理人の見どころ
海上保安官出身である西村淳のエッセイ本「面白南極料理人」を沖田修一監督が映画化。
2009年の映画化の後2019年にテレビドラマになった人気作品である。
南極観測隊員8人のうちのひとり南極料理人が綴る日々を、じんわり面白く描いている作品である。
出演は堺雅人。
南極料理人のあらすじとネタバレと結末
あらすじ
西村淳(堺雅人)は、現在南極で生活中。海上保安庁で調理担当している。
家族を残して一人南極に単身赴任です。妻で料理が下手なみゆきと、愛想のない娘友花、赤ちゃんの息子を残して一年間を南極で暮らします。
はじめは同僚が行く予定でしたが、変わりに西村になり13000km離れた南極に行ったという経緯がありました。
西村と雪氷学者の本さん、気象学者の隊長、院生の雪氷サポート兄やん、医療担当のドクター、車両担当の主任、通信担当の盆、大気学者の平さんの八人です。
嫌々南極に来たもの、ずっと来たかったものと色々いますが助け合いながら過ごします。
ある日兄やんが凍傷になり、西村が代わりに出ます。本さんと一緒に雪氷サポートしていると、本さんは家族とのことを語りました。その日、本さんは誕生日だったので西村はローストビーフを振舞いました。食には興味のない本さんもこれには目を丸くしておいしく頂いたのです。
そして野球大会開催の後、南極に冬がやってきました。太陽の見えない南極ではミッドウィンター祭があり、西村は腕を振るいました。
八月になると、みんなのストレスはピークに達します。
楽しみの食べ物も誰かが盗み、ギスギスした空気になります。西村もホームシックになり部屋に閉じこもってしまいます。そして大学院生で超遠距離恋愛だった兄やんもフラれてしまいました。
色々ありますが、時間と共に落ち着いてきます。西村は娘と話をします。娘はママが元気がないといいます。
西村はおいしいものを食べると元気が出るから、何かママに作ってあげることを提案しました。
そのあと、水を手にした西村はみんなにインスタントラーメンを食べさせると、皆はオーロラ観測の仕事も忘れて夢中で食べつくすのでした。
ネタバレと結末
そしてとうとう約束の一年半がたち、帰国の日が来ます。
兄やんはオペレーターの清水さんが迎えに来ていました。彼女にフラれてからずっと清水さんに恋をしていたのでした。
西村は家族の元に帰り、海上保安庁の料理人に戻ります。ある日家族で遊園地に行きます。そこでハンバーガーを食べた西村は「うまっ」と声を上げて映画は終わります。