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死刑台のエレベーター/あらすじとネタバレと感想

死刑台のエレベーター 邦画
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死刑台のエレベーターの概要

制作:2010年 日本
監督:緒方明
出演:吉瀬美智子、阿部寛、他

死刑台のエレベーターの見どころ

ルイ・マルの代表作「死刑台のエレベーター」をリメイクし、緒方明監督が映画化。
キャッチコピーは「あの人を殺して、私を奪いなさい。」「愛のための完全犯罪。それは15分で終るはずだった。」。
主演は吉瀬美智子、阿部寛。

死刑台のエレベーターのあらすじとネタバレと結末

あらすじ

「手都グループ」の会長夫人である芽衣子(吉瀬美智子)は傘下で働く医者、時藤と不倫をしていました。
そして時藤に、自分の夫を殺して欲しいと頼みます。横浜港で拳銃を受け取り、ビルの中のオフィスに隠れます。時藤は会長にお世話になっているものの、悪事にも加担させられていたので不倫はきっかけでしかありませんでした。
ベランダからロープを使って、会長の部屋に忍び込み拳銃で撃ち殺してしまいます。そのあと、自殺したように見せかけるように拳銃を握らせるのでした。スムーズに事が運びました。そして何食わぬ顔で戻り、就業時間が来たため帰ろうとします。そこで、忍び込んだ時のロープを回収するのを忘れていたことに気が付きます。ロープを回収してエレベーターに乗ると、もう誰もいないと勘違いした警備員がビルの電源を落としてしまったのです。すぐだと思っていたので携帯も車の中でした。焦ってどうにか出ようとしますがうまくいきません。待ち合わせ場所に来ない時藤に芽衣子は捨てられたと勘違いをしてしまいます。
そのころ、ビルの外ではもうひとつ事件が起きます。交通整備をしていた赤城がヤクザに暴行を受け、拳銃を奪われました。彼女の松本と後を追うと広域暴力団組長の神が拳銃を渡していたのでした。そして神の愛人であろう女は赤城の元恋人でした。神の車を追跡しようと思い目についたのがカギのかかったままの時藤の車でした。そして乗り込む二人。それを見た芽衣子は時藤の車に女が載っているとまたもや勘違いしてしまいます。やがて追跡バトルをし、神が赤城の事を気に入りました。話をしようと箱根のホテルに泊まります。
赤城は元恋人に近づき、その姿を神に見られとっさに撃ち殺してしまいます。元恋人も殺してしまいました。
松本と赤城は車を乗り捨て、松本の部屋で心中未遂してしまいます。

ネタバレと結末

翌日、神の死体が見つかり車から時藤を探します。その時、時藤の事を聞きに来た刑事のため、警備員がビルの電源を入れます。2つあるうちのひとつのエレベーターに刑事が乗り込み、別のエレベーターにいた時藤はそのまま帰ります。そして刑事が見つけたのは会長の死体。普通なら自殺になっていたものの、神の殺人から怪しまれる時藤。待ち合わせ場所のカフェで捕まります。そのころ、赤城と松本が生き返り、箱根のホテルで撮った写真をホテルに現像を頼んでいたことを思い出し取りに行きます。が、すでにそこには警察が居ました。神の殺人容疑は晴れた時藤でしたが、会長の殺人の罪で容疑がかかったのでした。

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