Over Time-オーバー・タイムの概要
制作:1999年 日本
演出:武内英樹、永山耕三、羽住英一郎
出演:反町隆史、江角マキコ、木村佳乃、西田尚美、 石田ゆり子、椎名桔平、他
Over Time-オーバー・タイムの見どころ
1999年、フジテレビ系の「月9」枠で放送されたテレビドラマ。主演は反町隆史と江角マキコ。
夢を追いかけているカメラマンと30歳目前の美容師との友情から愛情に変わるまでの微妙な揺れ動きを描いたストーリー。
Over Time-オーバー・タイムのあらすじとネタバレと結末
あらすじ
全く男に縁のなかった美容師の笠原夏樹(江角マキコ)は友人の冬美(石田ゆり子)と春子(西田尚美)と北海道にスキー旅行に行きました。
そして偶然仕事でそこに泊まっていた楓宗一郎(反町隆史)に下着姿を見られてしまい、気まずい思いをしてそのまま帰ります。しかし東京で再会してしまうのでした。それでも夏樹は宗一郎と連絡先も交換せずに別れてしまいます。
東京に帰ってきた夏樹は母に見合いの話を持ってこられてその気になるが、春子が知り合いの新聞社社員を紹介すると言ってくれ紹介されたら、宗一郎が居たのでした。
しかし宗一郎は単なる付き添いで、夏樹の付き合いで来た冬美が宗一郎を気に入ったのでした。さらに遅れてきた見合い相手もまた冬美にばかり気を取られているので夏樹がその場を飛び出すと宗一郎もついてきました。
そのまま宗一郎はジェット機に乗せ、夏樹は気分が良くなるのでした。そして宗一郎は春子の弟でもあったのでした。
そんな中北海道で会った女の子が宗一郎を訪ねてきます。そして夏樹も前に好きだった久我と再会します。それぞれに恋愛し、夏樹は久我からプロポーズされました。その間も宗一郎とは仲良く何でも話せるようになっていました。
しかし夏樹は宗一郎と久我の間で揺れていて、答えを出せません。夏樹はどちらも大切でどちらともうまくやって行きたいと思っており、しかしゆくゆく一緒にやっていけるのはお医者さんの久我だと思います。しかし二人とも傷つけたくなかったのでした。
宗一郎は宗一郎で、自分が夏樹の決断の邪魔になっていることを察して自分が消えようと思います。
ネタバレと結末
わざと夏樹に嫌われるように仕向ける宗一郎でしたが、「これまではかわいそうだから相手にしてた。」と厳しいことを言い、しっかりと夏樹に伝わり、夏樹は久我と生きていく決意をします。
しかし宗一郎は最後に思い出を作りたいと夏樹の部屋に行き、夏樹を抱こうとします。
夏樹は久我を選び、宗一郎は北海道から来たなずなを選ぶ。だからこそ最後に。と思いますが改めて宗一郎の気持ちが解らなくなります。そして再度迷う夏樹に久我が改めてプロポーズし、夏樹は改めて久我とやって行こうと思います。
そんな夏樹の背中を宗一郎はカメラに収めるのでした。